内装解体マニュアル

お悩み
店舗を退去するから解体工事をしたいけど、どこへ依頼したらいいか分からない。見積りの注意点やポイント、参考になる費用事例などがあれば知りたい。

 

こういった悩みにお答えします。

 

代表 和田
私たちは店舗や住居の内装解体工事だけでなく、その後の現状復旧工事にも対応しております。店舗の退去や内装解体は、是非ご相談ください。
ここでは豊和解体で施工した現場風景をご紹介します。施工方法や技術、職人の人柄、実際の工事費用を知ることができれば、お客様の費用の目安にして頂けると思います。

内装解体の見積りの注意点やポイントを解説

店舗や事務所、マンションの内装解体を検討する際には、「初めての経験で何から手を付けていいのやら…。」と、頭を悩ませる方が多いのではないでしょうか。

こちらでは、そういった方に向けて内装解体に関するポイントをまとめました。

 

工事範囲の特定

内装解体|範囲の打ち合わせ

内装解体は、スケルトン解体(内装全撤去)をする場合の方が少ないです。つまり、どこかはそのまま残す必要があります。

 

まず一番重要なことは、【どこの範囲まで、どんな工事を行うのか】内装解体工事や現状復旧工事の範囲を明確にしておくことです。

 

解体業者とだけで現地を確認すると、「ここは撤去しますか?」などと質問されても、正確には答えることは難しいと思います。

ご自身の判断ですべて内装解体を進めても良ければ別ですが、通常は管理会社やオーナーの意向(契約書内の事前の取り決め)が反映されていないといけません。

 

見積調査は3者の立ち会いのもと

内装解体|立ち合い

内装解体の現地調査の際には、依頼者と解体業者のほかに管理会社(オーナー)といった、関係者3者がそろうことが理想です。

 

その時点で部分解体なのか、スケルトン工事にするのか、工事範囲を明確しますので、その話をそのまま解体業者に伝えることができます。

場合によっては、内装解体後に現状復旧として内装工事(壁クロスや床を仕上げて返却など)が必要になる場合があります。

 

解体業者がどの範囲まで一緒にできるのかによって、1つの解体業者で工事が終わらず、仕上げの内装工事業者を手配する必要がありますので要注意です。

 

トラブル回避の為に

内装解体|議事録

現地調査(立会い)で決まった確認事項は、文書にして残しておくことをお勧めします。

 

こうすることで、管理会社が残して【良い】と言ったものが、後からオーナーは【撤去】というような、「言った、言わない」などのトラブル回避にもつながります。

打ち合わせミスが原因で、誤って取り壊してしまった部分は、元通りにするのが大変(お金がかかる)ですので、事前の打ち合わせで決まったことは書面に残しておきましょう。

 

解体業者に書面作成を依頼

『見積書の範囲は打ち合わせ内容にもとづきますので』とお願いすれば、良心的な解体業者であれば、きっと協力してくれるはずです。

3者立ち合いの打ち合わせ内容を、解体業者に書面で提出してもらうと、依頼者側は作成する手間が省けます。

 

見積もり入手時期

見積もりを取る時期ですが、やはり直前になってしまうと良心的な解体業者は工事に入れないケースもあります。

 

原状回復なら、移転・引っ越しの予定日までに済まさなくてはなりませんし、リフォームの規模によっては別に仮住居が必要になりますから、予定がずれるとそれだけ費用がかさんでしまいます。

 

移転先にどのくらいの費用をかけられるかを判断する上でも、工事を始める遅くとも1ヶ月位前までにはしっかり現場を見てもらうのが良いかと思います。

 

内装解体で費用削減のためのポイント

内装解体に限ったことではありませんが、解体費用を抑えるためのポイントは建物の中に残っているものを出来るだけ少なくし、キレイに掃除することです。

 

残置物の処分

飲食店の内装解体

 

室内に残置物があるままでは、内装解体とは別にその分の処分費用がかかってきます。

全て解体業者に撤去してもらう場合はいくらかかるのか、自分で撤去した場合はいくら削減できるかを検討できるように、見積もりを細かく出してもらうと経費削減の参考資料になります。

 

実際にご自身で処分される場合は、リサイクルショップやオークションサイトに出品してみましょう。そこで引き取ってもらえない小物は、一般ごみで処分といった感じです。

 

ただ、自力で撤去する場合、それなりに手間がかかるものもありますので、これから解体をお考えの方は実際に見積もりを取った上で、費用と労力のバランスを考えてみることをおすすめします。

 

キレイに清掃して退室する

これは解体業者からの目線ですが、室内の汚れがヒドイままだと、内装解体の工事はやりづらいのが正直なところです。

 

例えば、飲食店の油です。

内装材の剥がしや外部への搬出、ダンプへの積み込みなど、すべての作業において進みが遅くなることがあります。

 

解体せずに残せる部分の交渉

契約内容に「スケルトン返却」となっている場合でも、取り壊さずに残すことで、オーナーさんにとってもプラスのものある可能性があります。

 

例えば、エアコンやトイレなどは状態の良いものがあれば、残しておくと次のテナントが決まりやすいということもありえます。

一方で、中途半端に使用したものを残して、次のテナントが「撤去しといてほしい」と依頼されれば、その時の費用はオーナーが負担することになります。

 

どんなにキレイでも退去するときは撤去を原則とする場合が多いので、あくまでオーナーさんの考えを確認した上で、交渉を進めてみてください。
内装解体|エアコン
内装解体|トイレ

 

内装解体の費用と手順

豊和解体で実際に施工した内装解体の現場を、手順を追ってご紹介します。

店舗(飲食店)の内装解体【概算費用】

飲食店の内装解体

飲食店の内装解体【着工前】

内装解体|飲食店

飲食店の内装解体【着工前】

名古屋市で飲食店を経営されている方からのご依頼です。

 

退去する2カ月半前。解体工事の見積もりを算出するため、お客様、ハウス解体、管理会社の三者立会いのもと行いました。

残置物を可能な限り処分頂き、どうしても処分しきれなかったものは弊社で処分も一緒に請負いました。

 

店舗の内装解体 一式 56万円
残置物の処分 2tダンプ1車 4万円
合計 60万円

※詳細の見積書は、この記事の最後にのせておきます

 

内装解体の流れ

解体工事の案内書面

工事着工前に、いつだれがどのような作業に入るのか、という案内書を提出する必要があります。マンションの場合であれば管理室、テナントであれば管理会社になります。

期間、作業内容、施工会社、責任者、連絡先

内装解体|工事案内書

 

ライフラインの切断

電気設備、分電盤、ガス管、給排水設備、空調設備、防災設備(火災報知器、スプリンクラーなど)

それぞれの配線配管は、室内の天井や床、壁の中を通っているため、内装解体に大きく影響します。

 

とても重要な工程なので、どこでどのように切断・処理するのか、必ず確認しましょう。

内装解体|分電盤

電気の分電盤

内装解体|給排水設備

給排水設備

内装解体|火災報知器

防災設備

 

搬出経路の保護養生

共用施設(エレベーター、トイレ等)や共用通路(エントランス)

テナントや商業施設、マンションなどは共同で使用する(管理する)場所があります。

 

工事中もその場所を使用する場合は多いので、傷や汚れがないよう養生はしっかりして保護します。

内装解体|床養生

床の養生

内装解体|養生

階段の養生

 

内装材の撤去:壁、天井、床

それぞれ下地材がありますので、その撤去をどこまでするのか確認しましょう。

内装解体|スケルトン工事

スケルトン工事なので下地も撤去

内装解体|飲食店

外壁面の下地も撤去

内装解体|飲食店

天井も床もすべて撤去

内装解体|飲食店

外看板も撤去

 

住宅、商業設備の撤去

トイレ、風呂、キッチンなど

内装解体|厨房機器の撤去

厨房機器の撤去

内装解体|飲食店

業務用冷蔵庫の撤去

 

清掃

ホコリや汚れが室内だけでなく、廃材積み込み場所や道路に残らないようキレイに清掃します。

内装解体|飲食店

店舗の内装解体【完工】

内装解体|飲食店

店舗の内装解体【完工】

内装解体|飲食店

店舗の内装解体【完工】

 

ハツリの騒音にご注意を

トイレや風呂にコンクリートやブロック積がある場合、コンクリートを破砕するハツリ工事が発生します。

ハツリには、振動や音が発生しますので、近隣への事前案内と協力が必要です。

トイレの解体

内装解体|トイレはつり工事

コンクリートのハツリ

内装解体|飲食店

ハツリ完工です

 

実際の見積書

(表)

 

 

 

まとめ

内装解体は、残す部分と撤去する部分の範囲の特定や、最終の引き渡す状態の仕上げ工事など、事前の打ち合わせが複雑な場合があるので、時間に余裕をもって行動しましょう。

 

  • 工事範囲の特定を明確にしましょう
  • 現地調査は、3者一緒に【発注者、解体業者、管理会社(オーナー)】
  • 打ち合わせ内容は書面に残しましょう(解体業者に提出してもらうと楽)
  • 残置物はなるべく残さず、キレイに掃除をしましょう

 

内装解体【費用事例 3選】をご紹介します

代表 和田
ぜひご自身の内装解体の状況や撤去費用の参考にしてください。

【費用事例】名古屋市守山区の店舗の内装解体【賃貸返却スケルトン】

【費用事例】名古屋市守山区の店舗の内装解体【現状復旧】
店舗の内装解体45㎡【50万円】お店の移転にともなって賃貸物件を返却するために、現状復旧工事する運びとなりました。コンクリート造マンション1階のテナントになり、店舗の外壁などはすべて後からの造作物になりますので、外壁面もすべて撤去しました。時間があまり余裕がなかったので、小さなミニ重機を入れて、手作業と併用で進めました。

 

 

【費用事例】名古屋市瑞穂区の飲食店の内装解体【賃貸返却スケルトン】

内装解体|飲食店
店舗の内装解体53㎡【60万円】。長年営業された飲食店を閉店することとなり、賃貸物件を返却するために、現状復旧工事する運びとなりました。借りる前の状態に戻すため、床・天井・壁はすべて解体し、正面のシャッターと出入りガラスのみ残し、スケルトン工事となりました。急遽決まったため日程に余裕がありませんでしたが、無事に4日工事で内装解体は完工できました。

 

【費用事例】名古屋市千種区の内装解体【店舗:接骨院】賃貸返却の現状復旧工事

名古屋市千種区の内装解体【店舗:接骨院】賃貸返却の現状復旧工事
テナント店舗の接骨院の内装解体50㎡【45万円】3階建てビルの賃貸物件返却のための現状復旧工事となりました。ビルの一室で接骨院を営んでおられましたが、店舗閉店により内装の解体工事をご依頼頂きました。賃貸のテナントの場合、返す時には元に戻す必要があります。床は既存のクッションフロアを残し、天井・室内壁などを内装解体しました。搬出が階段なのと、廃棄物の搬出に手間がかかりましたが、無事に3日工事で内装解体は完工できました。

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