天然の岩石を人工的に小さく砕き、土木・建築用資材として適する大きさに加工したもの。駐車場や庭材など様々な場所で使用されており、砕石を敷いた駐車場を砕石駐車場といいます。
アスファルトを敷くよりも砕石の方が割安で、金額としては㎡当たり2000円前後が目安となっています。
砕石は大きさによって「粒度調整砕石」や「クラッシャーラン」などの呼び方があます。駐車場に使用されるのはクラッシャーランと呼ばれる大きさの砕石で、大きさが不均一なため石同士が噛み合って固定される性質があり、車の乗り入れに適しています。
しかし、ふるい分けがされておらず細かい粒子(ダスト)を含むため、ダストが落ち着くまでは周囲が多少汚れることがあります。建物解体後、更地になった土地を駐車場にしたいという要望は多いため、駐車場施工まで対応している業者も存在します。
解体後の土地は土のままなので、砕石を敷けばその点がクリアされる上、コンクリートやアスファルト舗装に比べ比較的安価に施工が可能です。