産業廃棄物の処分にかかる費用のことで、解体工事お見積もりの中に含まれています。
家の解体によって出た大量の木くず・金属くずなどの廃棄物は、ある程度分別して収集運搬業者によって中間処理施設まで運ばれます。
中間処理場で分別された廃棄物は、最終処分を行うための脱水や焼却、廃酸・廃アルカリなど有害な物質の 中和の処理がされ、その後再び収集運搬業者によって最終処分場に運ばれます。
最終処分とは埋め立てのことで、地下水や土壌に有害な物質が染み出さないように 管理され埋め立て処分されます。解体工事の廃棄物は、最終処分までいくつかの業者の手を経ることになり、それぞれに処分費用がかかります。
不法投棄は廃棄物処理の費用を抑えるために行われるので、解体工事見積もりを依頼した際、処分費用が極端に低い業者は不法投棄をしている可能性があることに注意しましょう。逆に、廃棄物の中間処理まで一貫して行っている業者の場合は、処分費用が抑えられるため解体費用が安くなる場合もあります。