建造から時が経った民家を現在のライフスタイルなどに合わせ改築・補修すること。
古民家とは、主に戦前に建造された、釘などを使わない伝統的日本建築で建てられた建物のことです。
地域や目的によって様々な建築様式がありますが、いわゆる「適材適所」が採用され、腐りやすい部分にはケヤキ・クリ・ヒノキ、梁には強度の高いマツ、内装には木目の美しいスギなどの素材が使い分けられています。本来は200~300年は使い続けられるように作られた建物も、経年劣化やライフスタイルの変化により住みづらくなってしまいます。そのような状態の民家を再び住居として、また店舗として利用しようと言う流れが生まれております。
工事としては下記のようなものが挙げられます。
- 雨漏りなどの修繕
- 外壁の取り替え
- 住宅設備の取り替え・修繕(キッチン・浴槽など)
- 床面積を増やす、または間取りを変える増築・改築
- 耐震性の強化
工事は工務店やリフォーム業者が請け負い、築年数や内容によっては自治体から補助金が支給される場合もあります。また、一般的にリフォームは高額な工事になることも多いため、悪徳リフォームや詐欺のターゲットになりやすいと言われています。工事の際には、信頼できる業者を選定する必要があります。