【おすすめ】ブロック塀の解体業者の選び方【職人が解説します】

お悩み
ブロック塀の解体や補修をしたいけど、どんな業者に頼めばいいのかな。業者を選ぶときの注意点が知りたい。どんな仕上がりになるのか、事例があれば合わせて見てみたい。

 

こういった悩みにお答えします。

代表 和田
ブロック工事は、【残す・取り壊す・補修・作る】などの工程があり、まさに職人の技術が光る仕事です。豊和解体はブロック工事も得意なので、是非ご相談ください。
ここでは豊和解体で施工した現場風景をご紹介します。施工方法や技術、職人の人柄、実際の工事費用を知ることができれば、お客様の費用の目安にして頂けると思います。

※記事は5分くらいで読み終わります。関連記事として、【費用事例】ブロック塀の段数おとし、【費用事例】解体×フェンス設置、などを貼っておきました。

ブロック塀の劣化の具合を見極める

ブロック塀の状態と、かけられる予算の両方からご提案できなければ、不当に高い見積り金額だったり、壊すだけでその後のことは・・・そんな無責任な解体業者を選んでは残念です。

老朽化したブロック塀は、ただ壊せばいいという問題ではありません。

 

ここでは、多くの事例の中から状況にあった提案事例をご紹介します。それぞれに必要な技術や仕上げ方がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

基礎の土台や下段ブロックは、最低限で残せないか

ブロック塀が自立を保つために必要なことは、【強度と過重のバランス】です。

 

【強度】は、鉄筋の間隔や状態のことです。

【過重】は、主に高さが関係します。

 

この2点を確認して、状態が良ければ段数を落とすことで改善できるので、不要に全部を解体する必要はありません。

 

強度
  • 鉄筋は規定の間隔(80cm)で縦横に入っているか。
  • 鉄筋が腐食などで、ヤセてしまってないか。
  • 基礎のフーチングは頑丈か。
過重
  • ブロック塀の高さが高すぎないか。
  • 高さ2m以上の場合は、控え壁が必要

 

残すブロックの強度を考えて解体する

ブロック塀の段数を落としたり、切り離しなど、解体と残す個所がある場合、残すブロックは従来の強度を保ったまま解体工事をしなくてはなりません。

 

ブロックの強度は、主に鉄筋によって保たれております。

【強度を保って解体する】ということは、この【鉄筋を傷めない】ということです。

 

実際にブロックを解体するときの作業

主に工具を用いて、破砕しながら取り壊します。

その際に鉄筋の入ってる場所を分からずに、大雑把に取り壊すことは簡単です。

しかし、残す場所の鉄筋に大きく影響することは間違いありません。

 

  • 鉄筋がどこにどれくらい入っているのか、確認しながら解体する
  • 鉄筋をムキ出しにして、切り離しをする個所で切断する

 

ブロック塀をキレイに仕上げる技術

ブロック塀の段数おとしや切り離しをした際に、必要になるのが【切断面の仕上げ】です。

見た目にも大きく関わりますが、解体したままでは雨水による劣化が進行するため、保護しる目的でも左官は必要になります。

 

切断面をキレイに仕上げる

切断面の仕上げに関わる工程は、主に2つです。

 

  • 解体時に切断面にカッターを入れる
  • 切断面を左官で保護する。

カッター入れをおろそかにすると、面がガタガタの切り口になります。

 

ブロックを【補強・補修】する技術

部分的に大きく破損している場合もあります。

そういう場合は、単にキレイに補修するだけではなく、しっかり補強も必要です。

周辺の状態の良い個所に鉄筋アンカーを打ち、連結した後、補修します。

これによって回りの強度と同じように維持できます。

 

劣化が大きい個所は撤去して、さらに積みなおす

部分的な補修では間に合わないほど破損が大きい場合は、その部分を基礎(もしくはブロック下段)から撤去し、新しくブロックを積みなおします。

強度のある基礎に鉄筋アンカーを打ち込み、補強した後、積み上げます。

 

お客様の要望に応える

お客様の要望を聞くことは、一番大事なことです。

ブロックの補強・補修の後は、外構はどんな役割をすればいいのか。

ご予算はどれくらいを検討されているのか。それを伺ったうえで、どんな工事がベストか、提案することが工事業者の仕事です。

 

予算に合った提案ができる

劣化しているから、解体ではありません。

いくつかの選択肢を提示して、ご納得いただける提案ができるか。

そのためには、状況に合わせた施工ができる技術力が必要です。

 

解体後の外構の役割は?プライバシー問題は大丈夫?

お客様の方でブロック塀をすべて解体するお考えであっても、基礎や下段の状態が問題なければ、段数を落とすことをご提案することもあります。

その方が費用を抑えられる場合が多いからです。

※重機が使えるなど作業環境によっては、逆の場合もあります。

 

ブロック塀を解体した後のことで考えるべきことは、【プライバシーと不用心】の問題です。

費用が抑えられれば、その分を目隠しフェンスなど設置することで、問題を解決する選択もあります。

 

まとめ

家や配管設備などがある状態で、ブロック塀をすべて解体するのは高額になる場合がほとんどです。

 

この先何十年も耐えられるブロック塀をご希望であれば、やりなおしは必要です。

しかし、5年、10年くらいの耐久であれば、補強・補修で十分間に合うケースも多くあります。

ぜひ専門の職人にご相談ください。

他の費用事例をご紹介【ブロック塀の解体×目隠しフェンス設置】

【ブロック塀の解体工事】と【目隠しフェンス設置工事】の費用や施工事例について、他にも似たような事例を3つご紹介します。

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