
こういった悩みにお答えします。
- お庭を【解体して作る】工事の注意点やポイントを解説
- お庭の【解体/作る】業者に必要な技術
- 地中埋設の配管設備に要注意を【電気、ガス、水道、排水】
- 【費用を公開】お庭の解体/作る【施工事例5選】
庭の解体は、壊すだけじゃありません。使いやすく、作り直すことが大事。お庭の役割を理解できる経験と知識が必要になります。
※記事は3分くらいで読み終わります。関連記事として、【費用事例】お庭の解体/作る【5選】、【費用事例】重機とダンプ車両を使って庭石を撤去、【費用事例】クレーンを使って庭石を吊る、などを貼っておきました。
タップできる目次
お庭を【解体/作る】工事の注意点やポイントを解説
ハウス解体では、お庭の解体工事と同時に、解体後の【お庭を作る】ご相談も多くいただきます。
例えば、お庭をもっと広く使いたい、駐車場が2台必要になった、両親が好んで据え置いた庭石を撤去したい、など。
お庭の工事を考えるときのポイントは、4つです。
- 理想のお庭を探す方法【外観、雰囲気】
- お庭の目的を考える(人の導線)
- プライバシーは保たれているか
- 費用(営業会社)
理想のお庭を探す方法【外観、雰囲気】
『どんなお庭にしたいか』と考え出すと、専門の知識があるわけじゃないので、迷ったり分からないことって多くでてくると思います。
そんなときの【理想のお庭】を可視化(見た目)できる2つの方法があります。
- 各メーカーのWEBカタログ
- グーグルの画像検索
各メーカーのWEBカタログ
お庭関連の商品も、各メーカーからカタログがあって、ほぼ主流のものはWEBで見れます。
ここから必要としている商品イメージを探せば、かなりの確率で見つかると思います。
しかも、金額も載っているので予算の参考になるのも嬉しい情報です。
私たち業者も御用達です。
代表的なものは、 LIXILのWEBカタログや三協のWEBカタログをご参考ください。
グーグル画像検索
(例)【おしゃれ 庭 ポスト】
あとはその資料をもとに業者と話しができるれば、イメージの認識の差がなく打ち合わせできるので、話が早いですよね。
実は私たち業者も、お客様のイメージを絞り込むときに使ってます。かなり情報量も多いので、きっと参考になると思います。
【重要】お庭をどんな使い方がしたいか(人の導線)
お庭を使うのはそこで暮らすご家族でしょうから、ご両親ご夫婦お子さんが、それぞれどんな過ごし方をするのか、【人の導線】について考えましょう。
例えば、お庭の大きな庭石がとにかく邪魔。
それを撤去して、お庭で家族と過ごすことができるスペースを作りたい。
しかし、庭石を撤去するだけでは、敷地の土がデコボコで多く、そのままではまだ使いにくい。
土を撤去してフラットにしても、数カ月もすれば草がボーボーに・・・
こういうケースでは、【お庭をどんな使い方がしたいか】という目的をこんな風に考えてみてはいかがでしょうか。
- お庭を広くして、家族で休日にゆっくり過ごせる(バーベキューなど)
- 草取りなどの手間は、なるべくかけたくない
- 庭の隅には花壇を少し作りたい
- 人の行き来はしやすいように凹凸なくフラットに
プライバシーは保てていますか
塀の解体工事のケースで多いのですが、一先ず解体のみご依頼いただいた後、『やっぱり不用心だから、なにかフェンスなど目隠しできるものないかな?』というご相談を頂きます。
やはり大切なお住まいですから、【キレイに撤去だけして終わり】とはいかない場合があります。
プライバシーが守られているか、というのは安心安全な暮らしにも繋がります。
見積金額と業界の特性
見積りの問い合わせをする各業者によって、当然に得意・不得意がありますから、見積金額も各社様々です。
その会社の業務内容や特性は、見積金額に大きく影響するので、業界の特性を知っといてください。
- 営業会社
- 管理会社
- 施工業者
営業会社
インターネットで問い合わせる場合は、要注意です。
ネット戦略をしている営業だけの会社の方が多い印象があります。
自社では施工技術はなく、受注した後は提携している施工会社に仕事が流れる仕組みです。
中間マージンや業者登録料が発生している分、施工費用も割高になる場合が多いです。
また窓口だけの機能で、十分な知識を持ち合わせていないこともあり、トラブルになるケースもあります。
管理会社
お庭のデザインや図面を制作するだけの会社も、ここにあたります。
管理業務のみで実際の施工は外注になるため、その分の経費は当然かかってきます。
施工業者
実際に職人と機械を所有し、施工する会社です。
業者によって得意・不得意な技術があるため、それによって費用の差が出てきます。
また、細かな配慮や親切な対応など管理能力は、業者によって差がある印象です。
職人がいる会社でも、現場管理がお粗末であれば意味がありませんので、ご注意を。
お庭の【解体/作る】業者に必要な技術
一番大事なのは【お庭を解体/作る】ことが得意な業者を見つけるということです。
そんな業者に必要な技術をご紹介します。
お庭まわりの撤去工事の技術
お庭の不要なものを解体して撤去する仕事を得意とするのは、解体業者です。
解体撤去する技術と、作る技術とは少し違うため、お庭を作る業者の多くは、外注(受注後に他社へ投げる)となるケースが多いです。
大きな庭石やブロック塀、コンクリートのハツリ、残土(敷地の土)を撤去するとき、技術に加えて重機やダンプが必要となります。
年中そういう機械を使う解体工事専門の業者であれば、自社保有で施工できるため、余分な経費がかからない分お値打ちに工事できるでしょう。
お庭を新しく作る技術
お庭を新しく作る技術として、代表的なものは4つです。
- ブロック塀をつくる
- 駐車場をつくる
- コンクリートの打設や補修
- エクステリア(フェンスやカーポートなど)
ブロック塀をつくる
隣地との境界や、目隠しでプライバシーを守るために欠かせない役割です。
特に外部からの見え方が変わるので、とても大事です。
フェンスやブロックは、形や色は各メーカー様々な種類があります。
駐車場をつくる
(写真)3つ:中村区?レンガ見切りとポスト、土岐市、一宮
お庭を解体して『車をもう一台駐車できるようにしたい』というご相談は非常に多いです。
そのためには、車の進入間口を広げて、車が乗り入れしても大丈夫なように、土間を砂利かコンクリートで仕上げる必要があります。
コンクリートの打設や補修
(写真)3つ:土岐市、一宮、多治見
コンクリートは頑丈に固まるため、長い時間そのままの状態を保ってくれますので、駐車場や庭まわりではとても役に立ってくれます。
一方で、他のブロック塀やフェンスの取り付けなどとは違い、特殊な技術が必要となります。
(写真)失敗したコンクリート2枚
不十分な施工方法では、劣化が早かったり、ひび割れ、大きな凹みなど、技術の差が大きく出てしまう場合があります。
工事業者には、自社での施工実績がちゃんとあるかどうか、必ず確認しましょう。
エクステリア【アルミフェンス、カーポートなど】
外構を彩るエクステリア製品は、各メーカー様々な形や色を揃えております。
フェンスやカーポートなど、アルミ製が多く、劣化に強いので、多くの住宅で取り入れられています。
見てるだけで、楽しくなってきますね。
地中埋設の配管設備に要注意を【電気、ガス、水道、排水】
お庭は、住宅のまわりにあります。
住宅には、生活するのに欠かせないライフライン(電気、ガス、水道、排水)がありますので、それぞれの配管が地中に埋まっております。
工事中に万一の破損などがないよう、工事業者に電気、ガス、水道、排水に影響がないか、必ず確認しましょう。
建築時に配管図面が残っていれば、それを頼りに判断すればいいのですが、必ずしも図面があるわけではないと思います。
そういう場合は、いきなり掘ったりせずに、周辺の設備を見渡してリスクを探します。
当たり前のことですが、ライフラインの状態確認ができない業者は意外と多いので注意してください。
周辺をよく調査すれば分かることなのに、破損してから一方的に『埋設物が出てきてしまったから』というのはあまりに無責任です。
【費用を公開】お庭の解体/作る【施工事例5選】をご紹介
名古屋市守山区のブロック塀の解体工事【段数おとし×目隠しフェンス設置】

まとめ:やはり職人がいて、直接施工できる業者が一番お値打ち
お客様にとって一番良いのは、管理力と技術力を持っている職人を見つけることです。
問い合わせた会社自体が、自分たちで職人を抱え、重機を保有し、直接施工するとは限りません。
窓口は営業だけで、施工は下請けに丸投げするケースもあります。
特にインターネットで問い合わせる場合は、要注意です。
ネット戦略をしている営業だけの会社の方が多い印象があります。
どちらが良い悪いの話ではなく、下記の点だけ知っといてください。
・窓口は営業だけで、庭石の撤去工事は下請け業者に丸投げする場合がある
・当然ですが、営業会社に中間マージンが発生している
・職人がいる会社でも、現場管理がお粗末であれば意味がない
お客様にとって一番良いのは、管理力と技術力を持っている職人を見つけることです。