
名古屋市中川区の土蔵の解体工事が完工しました。解体費用20坪 80万円。本宅の裏に土蔵があり昔から利用していたようですが、老朽化にともない解体工事をご決断されました。
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名古屋市中川区の土蔵の解体工事の概要
今回は木造2階建て土蔵の解体工事をご紹介します。
ホームページから直接お問い合わせ頂き、ご依頼をお受け致しました。
『古くから家の横に建っていた蔵ですが、もう何年も使っていないので、取り壊しをお願いします。』と解体工事のご依頼を頂きました。
解体工事の【費用事例】
木造の土蔵の解体工事 | 20坪 | 80万円 |
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土蔵とは
土蔵(どぞう)とは、一般的には蔵(くら)と呼ばれる日本の伝統的な建築様式のひとつです。木を骨材とし、外壁を土壁として漆喰などで仕上げられるものです。
壁は20〜30cmほどあり、耐水性・耐火性に優れていて、貴重な食糧や財産を守るために倉庫・保管庫として使われていました。
土蔵は基礎となる石の上にそのまま置かれているだけということも多く、解体時の安定性がよくありません。
また、老朽化により見えないところで腐敗が進んでいるケースもあります。このため解体作業は慎重に行わなければ、思わぬ事故を引き起こしてしまう危険性があります。
解体工事の手順【着工~更地まで】
ここからは実際に建物を解体工事を着工して、更地・整地するまでの【解体工事の流れ】をご紹介します。
蔵の解体工事【重機搬入】
解体前の蔵の内部です。頑丈な梁と柱が使われています。
蔵は通し柱を使っているので、重機で無理矢理壊すと倒壊してしまいます。手順をしっかり守り安全に作業していきます。
土壁ですので一般的な木造建築よりも粉塵が発生します。防塵のため、充分散水しながら解体作業を行っていきます。
重機で、壁土と木材を仕分けしながら解体作業を行っています。重機では仕分けしきれないものは、手作業で行っていきます。
あとは壁土だけになりました。壁土には竹や藁などが入っています。
産業廃棄物として処分しなければなりませんので、残ることのないよう、しっかり撤去します。
基礎コンクリートの解体―更地・整地
基礎のコンクリートや基礎石を撤去していきます。
最後に整地し、砕石を敷いてキレイに仕上げました。完工です。
お客様のご感想
『古くから建っていた蔵だったので、台風や地震での倒壊がとても心配でした。キレイに解体して頂き、大変助かりました。これからは安心して過ごすことができそうです。』というお言葉を頂きました。
【金額公開】実際のお見積書
対象 | 項目 | 数量 | 単価 | 金額(円) |
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解体工事 | 土蔵2階 | 30坪 | 35,000 | 700,000 |
足場養生 | 100,000 | |||
付帯工事 | 砕石敷き | 70,000 | ||
合計金額 | 87万円 |
家の解体工事は、作業環境や施工方法によって大きく金額が変わるため、一般的な費用の相場がわかりづらいです。そんなときは多くの費用事例を見ることで、ご自身の物件と似た費用の目安を知ることができます。 他の費用事例集を見て、解体費用の相場を知ろう
» 参考:名古屋の木造家屋の解体工事【費用事例 15選】実際の見積書を公開
お見積りを依頼するときは、業者さんを見るいい機会です。いろんな事例の費用の公開や、工事の注意すべきポイントなどをちゃんと説明してくれる業者さんを探しましょう。